せまないボキャ貧日記

適応障害をきっかけに会社を退職。凡庸な社会人5年目の日記。凡庸な人でも輝ける

こんな会社は注意!適応障害になった私が退職を決めた3つの理由を紹介!

ハイドウモコンニチハセマボキャニッキノセマツデスー!!

私は、東証プライム市場上場の大企業で働いていたサラリーマンでしたが、先日会社を退職することを決めました。
勤めていた会社は、どブラック企業とまでは言えないくらいの環境だったのですが、労働環境が私に合わず適応障害という精神的な病になりました。
それをきっかけにこの会社に居続けれるかどうかを考えた結果、もっとイキイキと働ける自分に合った会社があると思い転職をすることにしました。
本記事では、適応障害になった職場がどのような環境だったのか、退職を決めることになった要因を3点に絞って共有します。
適応障害になった私がきついと感じた点を共有することで、同じように仕事をしんどいと感じている人が、心身に異常が出る前に転職活動を始めるきっかけになったり、転職先選びに失敗したくない人企業とのミスマッチを起こさないように企業選びの参考になればと考えています。

適応障害をきっかけに自分の会社でのキャリアを考えた

私は、入社3年目までは優しい上司に当たったり、自分の身の丈に合った仕事が出来たりしていたおかげで、仕事にもやりがいを感じながら数字もしっかり出しながら働けていましたが、4年目に部署移動があってから、厳しい上司×自分の能力以上の仕事を任されることになり、1年間必死で食らいつきましたが、最終的に無理がたたり適応障害を発症し仕事を前向きに取り組むことが出来なくなりました。
その際、部署を変えて退職しないという選択肢もありましたが、この会社でずっと働くことについて真剣に考えてみました。
そうした時に、元々転職ありきで入ったということもありますが、自分の会社が下記に記述するような環境であることが分かり、別の自分の考えに合った働き方でイキイキ働くことが大切だと考え退職を決意しました。

優秀な人材がどんどん辞めていく環境

私が勤めていた会社は、3年目までの退職率が非常に高い会社で、社員が早い段階で辞めがちな会社でした。
さらに、優秀で若くして管理職になった方々も1年くらいマネジメントを経験した後に転職や退職をしてしまうのです。

辞める要因は様々だと思いますが、私が聞いた退職者の話では、管理職になっても給料は上がらない。それどころか平社員とほぼ給料は変わらないのに、責任や精神的負担が異常に増えるため、割に合わないという人や、不適切な業務量で精神的に病んでしまって辞めたという人がいたりと仕事内容ではなく仕事環境に不満を持って辞める人が多くいました。

私の同期で辞めた人も、環境が合わずに心を病んで退職しましたが、新しい職場では能力を発揮し、入社後1年でマネージャーに昇進したとのことです。
このように、優秀な才能ある人が続けたいと思えない環境なので、優秀な人はこの現状を見抜いて、会社に残らないという最悪な循環が生まれてしまっているように感じました。


また、退職者が多いということは残された方にとっても大きな影響があります。
当たり前ですが、退職者が担当していた仕事は残された誰かが引き継ぐ必要があります。
ただでさえ忙しいのに、人員補充がされなければ残った人の仕事量は増えますし、優秀な人材が辞めるということはそれだけ難しく責任のある仕事を残った者でする必要があります。
その人の仕事を引き継げるほどの能力を持った人間が残っていない場合、仕事の質は落ち、関連部署との連携も悪くなり、しんどかった仕事がさらに苦しくなる要因の一つです。私も異動先でしんどくなったのは同じ部署の人が辞めてしまったことや、関連部署の優秀な人材が辞めてしまい、負担が大きくなったこともあります。
なので、人がホイホイと辞めてしまう環境は長く続けるにはお勧めできない環境だなと感じました。

全員が忙しく、上司が部下のマネジメントが出来ない、引継ぎも適当な環境

私の会社はとにかく一人当たりの仕事量が多く、非効率なところも多かったため全員が忙しくしてました。そうなるとどうなるかというと1つ当たりの仕事に割ける時間が減り、仕事の質が悪くなります。
そしてマネージャー陣も忙しいので、部下への教育の時間も取れずに自分の仕事に忙殺されます。そうなると部下も育たない、仕事が分からないときに聞きにくいという状況になり、どんどん仕事がしにくくなり最悪な悪循環に陥ります。

そして、部署移動や退職により引継ぎが必要になった場合もみんな忙しくて引き継ぎが適当になりがちです。
そうなると引き継いだ側は何も教わっていないので一から自分で仕事のやり方を考えなければならず大変非効率でした。
確かに仕事をどうするか自分で考えることは大切なことではありますが、今までやってきたやり方を後任がやりやすいように正しく引き継ぐというのは当たり前だと思っていたので、そこに時間を割くことは無駄だと言わんばかりの文化だったのでかなり自分の考えとずれがありしんどかったですね。

自分の考えと会社の文化があっていない環境

会社を辞めずに残っているということは、その会社の文化や環境を(いやいやだったとしても)受け入れている人が多いと思います。
そこで上に上がるためには会社に合った考えを持っている方が有利なので、会社に残っていて昇進している人は近い傾向の人が多いと感じます。
私は、そういう意味では今会社に残っている人とは合ってなかったなと感じています。
例えば、私の会社では人のいじり方とか些細な会話とかでも、人を落とすことで、自分の立場を上げるようないじりや𠮟り方が主流だったように感じます。叱られている内容が筋が通っていたとしても、内容以上に、一緒に働く仲間に対してかける言葉としてかける言葉ではないやろという想いがあったため、その人が愛を持って叱ってくれたりいじってくれたりしていたとしても、私にとっては、竹やりのような言葉の数々だったため、自分の自己肯定感を爆下げされました。
適応障害になったのもこのような文化になじめなかったのが大きいんじゃないかなと思っています。

ここに関しては合うか合わないかだけで、良い・悪いの問題ではないと思いますので、自分の合う人合わない人というのは事前に理解することは重要だと思います。皆さんも会話してるだけで、この人とは気が合うな!とか合わないなというのを感じることがあると思います。その感覚を言語化しておけばこのようなミスマッチは起こりにくいのではないかと思います。

ちなみに私はこの会社の最終面接で、自分が学生時代に頑張ったことを話しているときに面接官(社長)に大あくびをされたので、その時点で気づくべきでしたね。(なんで受かったんや・・・)

まとめ

ここまで、私が退職を決めた理由を3つ紹介しましたが、どの要因も会社の環境や文化が合わなかったという内容で、悪い会社だったのではなく、合わなかったというのが大きいと思います。

しかし、このようなアンマッチな職場にいるということは、今は良いと思っていても、上司ガチャのはずれを引くだけで一気に働く環境が悪くなる可能性もありますし、会社の環境や文化に違和感を感じた場合は、心身をすり減らす前に自分の会社と自分にアンマッチが生じていないか考えなおしてみる必要があります。そして場合によっては転職なども視野に入れて、今の会社に固執しないキャリアを検討してもいいかもしれませんね。

ここまで見ていただきありがとうございます。
少しでもあなたの心に響くところがあったならうれしいです。
それでは、シーユースーン!