せまないボキャ貧日記

適応障害をきっかけに会社を退職。凡庸な社会人5年目の日記。凡庸な人でも輝ける

【バチェラー・ジャパン3総括感想】一般男性の非モテコミットショーを見せられたシーズン3

ハイドウモセマボキャニッキノセマツデスー!!

はい、本日は、テレビの煽り的に言うと、「衝撃の結末」を迎えた、「バチェラージャパンシーズン3」を全て見終わったので、番組を通しての感想を書いていきたいな〜と思っております。

 

このシリーズは、
非モテの私が、文武両道・眉目秀麗のバチェラーからモテる男の極意を学び、少しでも成長できるように、話の内容を記録していくシリーズです。

いつもは、
・番組の軽い感想
・見習うべきバチェラーの凄ポイント
・注目女性&推しメン女性

の3点を記述していくのですが、
今回は、
・番組を全て見終わっての感想
・バチェラーの凄ポイント(良くも悪くも・・・笑)
・過去バチェラーシリーズとの比較と私の思い描くバチェラー像
を書いていこうと思います。

今までは、ネタバレ抑えめに書いていたのですが、
今回はネタバレゴリゴリでいくので、ご覧になられる方は、是非すべて見終わってからお読みください。
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本記事は、「バチェラージャパンシーズン3 」すべてを見終わって感じた個人の意見です。
以下、ネタバレを含む可能性があるので、是非、見てから読んでいただけると嬉しいです。
見た人は、一緒に語り合いましょう!!
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◇番組の感想
○美女に振り回される一般男性を見る番組

何をみせられているんだ??

番組が後半になるにつれて、そう思わなざるを得ない程、バチェラーである友永さんは一人の参加女性に骨抜きにされてしまいました。
番組前半は、今までのバチェラー以上に自分の意思を貫く強い男感が出ており、バラを渡す女性も番組の演出を考えたりするよりも、本気で奥さんを探しにきている雰囲気が垣間見えたので、バチェラージャパン史上初の結婚もあるんじゃないか!?と楽しみにしていたのですが、番組が後半に進むにつれ、友永さんのわがままさや、幼さが見えて、回を追うごとに綺麗な女性に振り回されるイケメン一般男性を見る番組になってしまっていました。

 

○友永さんでは受け止めきれなかった出演女性の魅力
最後に残った3人の女性のうち、野原・水田の両名は、いい意味で、友永さんに不釣り合いで、彼の器に2人は収まるものではなかったように感じます。

 

野原・サイボーグ・はるかさんと絡む場面では、友永さんにはどこか緊張感があったように感じます。その緊張感は友永さん家族との対面場面で特に現れていたし、家族も全員野原さんの雰囲気に飲み込まれていて、優秀すぎて最終的には選択肢から外れていただろうなと感じさせます。

 

そして、水田・ジンジャーエール・あゆみさん。岩間さんと共に最後の二人に残った超重要人物。正直、水田さんの人間が出来すぎていて、岩間さんが悪い人とかじゃなく、友永さんのわがままなところとかも全部受け入れてくれそうな雰囲気もあったし、選ぶなら絶対水田さんだと思っていました。

 

友永さん家族も野原・水田・岩間の中から選ぶなら水田さん、と満場一致の意見。周囲の人から見れば、「結婚」を意識した時に長期的に見てうまくいくのは、絶対に水田さんでした。最後のローズセレモニーでは、全国の視聴者の方々が水田を選んでくれ〜〜となってたことでしょう。

 

そして、視聴者の願いが届いたのか、友永さんは水田さんを最後の相手に選びました…。

選びましたが!!

交際直後に岩間恵さんの事が忘れられないから…と別れを切り出し、岩間恵さんのところへ行ってしまったのです。

 

水田さんにとってこんなに悲しい結末はないでしょう。水田さんには是非友永さんよりも素敵な男性と出会って幸せになってほしいですね。

 

 

◇3代目バチェラーの凄ポイント

・相手に強い意思を求めながら自分は持ち合わせていないところ

これはギャグかな?と皆が思ったことでしょう。絶対神戸に住む!」といいながら、意中の岩間さんが、「神戸で住むのはちょっと…」と言うと「じゃあ、神戸にこだわらない!!住む場所なんて些細なことや!!」って意見180度変えちゃって…。あんた、自分の芯がある、強い女性求めてたやん…。求めておきながらあんたの芯はそんなに細かったんかいな…。そのギャグっぷりをバチェラーという立場でありながら全国に晒してしまう厚顔無恥っぷりは逆にすごいなとは思いましたね。

恐らく友永さんも元々自分の意思を曲げるタイプではないのかもしれないですが、岩間さんにガチ恋してしまった事で、非モテコミット(この人しかいないと思い込みその人しか見えなくなること)が凄かった。バチェラーが非モテコミットしてしまったら番組が成り立たないんですよね。

今回は、友永さんが気持ちに正直にここまで動いたので、番組的には面白くなったけど、バチェラーとしては失格だったなーと思います。前半は、本当に今までのバチェラーとは違って思ったことをそのまま口に出したりするところがいい方向に写っていて、自分を持っている感じがカッコ良かったのですが、後半の岩間沼へのハマりっぷりは非モテの男性感がしてとても残念でした。

 

 

 

◇バチェラーのあるべき姿とは?
バチェラー・ジャパンをシーズン1.2と見てきて、バチェラーに対して抱いた感情は、「男性の理想形」で、出演女性や視聴者女性だけではなく、私たち非モテ男子にとっても圧倒的な存在で、前バチェラーの久保さんと小柳津さんはその役目を全うしていたように思います。それが『テラスハウス』や『あいのり』にはないバチェラーの良さだと考えています。

私は初代バチェラーの久保さんが特に大好きなのですが、その要因の一つに出演女性全員と同じ位の笑顔、同じ位の態度で、無下に扱う女性を作らなかったところがあります。出演女性にビジュアルの差や性格の相違があったとしても、番組出演中は、1人の王子様として、出演女性全員に夢を見させていたように思います。この圧倒的バチェラー感に魅了されて私はバチェラーの虜になったのです。

しかし、今回のバチェラーの友永さんは、1人の女性の虜になってしまい、途中からはバチェラーとして出演者女性も視聴者も魅了する努力を怠り、彼の幼さやわがままさを随所で出してしまい、挙げ句の果てには、水田さんを大きく傷つけ、世間的にもネタバチェラーとして晒しあげられる結果になってしまいました。なので、友永さんはまだバチェラーになる器では無かったんじゃないかな〜と思ってしまいます。バチェラーの圧倒的存在感を出せるほど友永さんは大きな圧倒的存在ではなかったのです。

また、友永さんには恋愛目線でも、モテ男の秘訣を示し続けて欲しかったのですが、岩間さんにメロメロになってしまい、一般のモテ男どころか、非モテ感すら出してしまった友永さん。彼を恋愛において参考にすることは残念ながら出来ないかな…と思っております。

 

◇バチェラーになれるかは今後の身の振り次第

おそらく、今回付き合うことになった友永さんと岩間さんは、別れることになるだろうと予想はしております。食の趣味は合わないし、勢いに任せて神戸以外に行くとは言ったものの、実際のところそんなに融通が効くのか怪しいところではあるし、友永さんが岩間さんの趣味や考えに合わせ続けない限り上手くいかなくなってしまうと思います。

しかし、番組の後半をこれだけめちゃくちゃに引っ掻き回してくれた友永さんです。これだけ岩間さんに惚れている友永さんです。もしかしたら、最後まで岩間恵さんを愛し続けて結婚、そして、生涯を彼女と共に添い遂げる可能性もあるのではないか!?、と淡い…とても儚い希望もあります。ここまで来たら、番組終盤で見せたように。最後まで私たちの予想を裏切り続けて、私たち視聴者を見返してほしいです。
それが叶えば、バチェラーのカッコ悪かったところは、最後のローズセレモニーで岩間さんにバラを渡せなかったことだけになります。

超超超非モテコミットですが、ここまで非モテコミット出来ればそれはそれで圧倒的な誰にも真似できない偉業だと思うので、非モテバチェラーとして伝説となるでしょう。

一視聴者として、そのような失望と期待を胸に、今後の友永さんカップルを見守っていきたいと思います!!

なんだかんだ言いましたけど、番組的にはめっちゃくちゃ面白かったのでね!!皆さんも是非、バチェラーシーズン3をご覧いただけたらな!と思います!!

 

それでは!!